ボトックス注射(自由診療)とは
当院では眉間や目尻などの表情シワのお悩みに対するボトックス注射を実施しています。(自由診療)
ボトックス治療は、ボツリヌス菌から産生された毒素から精製された薬を注射することで、しわの原因となっている筋肉の動きを弱める治療方法で、眉間やおでこ、目尻の表情でできるシワの改善が期待できます。
また、たれ目形成にも用いられ、筋肉を弛緩させることにより、下まぶたのラインを下げ、優しい印象のたれ目を形成することができます。
当院では、アラガン社「ボトックスビスタ」を使用し、ボトックスビスタ認定医による治療を行います。
ボトックス注射の対象
表情シワ
表情シワは眉間やおでこ、目尻の顔の表情をつくる表情筋といわれる筋肉を動かすことによって、加齢に伴ってできます。
たれ目形成
下まぶたの外側にボトックス注射をし、 下まぶたの目尻側を引き下げることによって、たれ目の優しく可愛らしい印象になります。
『ボトックスビスタ』の特徴
【厚生労働省認可で安心】
当院で使用する『ボトックスビスタ』は国内初の眉間又は目尻の表情じわの治療に使用できるA型ボツリヌス毒素製剤として、厚生労働省から認可を受けています。
世界91カ国以上での治療実績があり、広く美容医療・エイジングケアに使用されている薬剤です。
【持続期間は約3~4ヶ月】
治療後2~3日後から効果が出始め、2週間後に最大効果となります。
持続期間は個人差もありますが、通常約3~4カ月間持続します。
シワのくせをつけないためにも年に2~3回施術するだけで十分効果を持続できます。
治療の流れ
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1カウンセリング
患者様のお悩み・ご要望をお伺いのうえ、治療が実施できるかを確認し、ご提案します。
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2治療
患者様の状態に合わせて、治療部位や薬の量を決めて、注射します。
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3治療後の医師のチェック
2週間後に最大効果となりますので、効果の確認のため医師の診察を行います。
治療前の注意点
以下に当てはまる方は、治療前に医師に必ずお伝えください。
- 全身性の筋肉の病気(筋萎縮性側索硬化症[ALS]、重症筋無力症、ランバード・イートン症候群など)にかかっている方
- 妊婦または妊娠している可能性のある方、および授乳中の方
- 妊娠する可能性のある方
- 過去にボトックスによる治療を受けてアレルギーを経験した方、アレルギー体質の方
- 使用中の薬剤がある方(特に抗生物質、筋弛緩剤、精神安定剤など)
- 喘息などの慢性的な呼吸器疾患や緑内障のある方
- 他の医療施設にてボツリヌス製剤での治療を受けている方
副作用
注射してすぐは、個人差もありますが、内出血が出る場合があります(1週間程度でおさまります)
また、ごく稀にアレルギー反応がでることがあります。
そのほかの副作用としては頭痛、目の違和感、眉毛が下がる、瞼が下がる、注射箇所の痛み・炎症・かゆみ・腫れなどが考えられます。